レッスン内容

まったく初めてという方も、
再び学びたいという方も。
裏千家点前に基づき、
「かた」から「かたち」へ、
基礎を固め、
内容を深めていきます。

点前レッスン内容(概要)

茶の湯を始める方は、道具の名前や動作の呼び方など、今まで一度も聞いたこと、
目にしたことのない初めて尽くしの「嵐」に遭遇し、大変だなあと感じられるかもしれません。
しかし、ただ漠然と始めるよりも、どういう科目を経て進んでゆくのか、
予備知識を持っていただく方が進歩も早いので、ぜひ一読をおすすめします。

入門・割り稽古

最初に、レッスンに必ず使用する帛紗の正しいたたみ方、腰につける方法を習います。それから、帛紗捌きの練習をして、棗、茶杓の拭き方、茶巾のたたみ方、茶筌・茶巾の仕組み方、茶筌投じ、茶巾での茶碗の拭き方を習得します。

入門・盆略点(ぼんりゃくだて)

割り稽古を統合して、はじめて茶を点てます。盆に棗、茶碗をのせ、瓶掛を使って最も簡略に薄茶を点てる方法です。

入門・平点前(ひらてまえ)

風炉または炉に向かって水指を運び、薄茶点前を習います。「点前は薄茶にこそあれ」と昔から言われているように、 最も大切な稽古です。薄茶が習得できれば、炭点前の初炭、後炭、濃茶の稽古を始めます。

許状

概要

初級 入門
小習
茶箱
中級 茶通箱
唐物
台天目
盆立
和巾点
上級 行之行台子
大円草
講師 真之行台子
大円真
小習事十六ヵ条

茶道の最も普遍的な手続きを前・後で十六ヵ条ピックアップして、臨機応変の働きができる基礎の習得を目指します。前八ヵ条は、貴人点、貴人清次、茶筌荘、茶入荘、茶碗荘、茶杓荘、長緒、重茶碗。後八ヵ条は、包帛紗、壺荘、炭所望、入子点、盆香合、軸荘、大津袋、花所望からなります。

許状

初級

中級

上級

講師

概要

入門

小習

茶箱

茶通箱

唐物

台天目

盆立

和巾点

行之行台子

大円草

真之行台子

大円真

茶箱点

茶箱を使って行う点前で、季節により、卯の花は夏に、雪は冬、月は秋、花は春に扱います。 その他に、色紙点(茶籠)、和敬点の手続きがあります。

四ヶ伝(しかでん)

小習が習得できると、伝物と言われる四ヶ伝に移ります。これはその次に来る台子の基礎となるもので、茶通箱、唐物、台天目、盆点、和巾点があります。
茶通箱は、不意に濃茶が到来したとき、自分の用意した茶はもちろん、到来した茶も供したいという場合の、二種の濃茶を同一の客に供する点前。唐物は、茶入れが唐物の場合の扱い方。台天目は、天目茶碗を台に載せて扱う点前。
盆点は、唐物茶入が盆に載った手続きで、名物などの鄭重な扱いを学びます。
和巾点は、名物裂、拝領裂などで作った古帛紗のうえに、中次を袋に入れて扱う点前です。

奥秘(おくひ)

四ヶ伝以下を十分習得してはじめて見ること、習うことを許される点前です。
行之行台子は行台子を用いて八卦盆に唐物茶入、台天目茶碗で、一名「乱れ」とも呼ばれる奥秘の基礎となるものです。真之行台子は真台子を用いて、奥秘の根本になる、極めて重要な科目です。大円は他流派にはなく、大円盆を用いて行い、草と真の二様からなっています。

以上がレッスンの全般ですが、奥秘を修めてそれで終了ではなく、
また平点前に戻って繰り返し何度もこの課程を学び直しながら
七事式の学習を加え、切磋琢磨を繰り返しながら技を磨いて行きます。

七事式(しちじしき)

茶道の精神修養の具体的な法式として、江戸中期にまとめられたもので、 花月、且座、廻り炭、茶カブキ、一・二・三、員茶を言います。
裏千家ではさらに、花寄、仙遊、雪月花、法磨、三友、唱和の六つの式も合わせて七事式と呼ばれています。

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茶会レッスン内容(概要)

  • 一月  初釜
  • 二月  節分
  • 三月  桃の節供 ひな飾り
  • 四月  灌仏会のしつらえ
  • 五月  端午の節供
  • 六月  名越の祓
  • 七月  祇園祭に寄せて 七夕
  • 九月  重陽の節供 月見
  • 十月  名残りの趣向
  • 十一月 炉開き 口切に寄せて
  • 十二月 除夜釜

大寄せの茶会でお茶やお菓子をいただく機会はあっても、
なかなか茶事に招かれたり、茶会を催したりすることが少なくなりましたので、
月次のテーマに合わせて、亭主役になった方には、道具を組み、
会記を書き、お客様にご案内の書状を出すことから実践していただきます。
水屋役の方は、灰や炭の準備、菓子、茶、点心の手配など、亭主との連携作業を学んでもらいます。
客の役になった方には、茶席での会話、床荘の拝見、菓子、茶のいただき方、
前礼・後礼の仕方などを学んでいただきます。
また着物が一人で着れない方には、簡単な着付けもお教えします。

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茶友倶楽部 好々庵

住所:東京都新宿区上落合1丁目
携帯電話:050(3707)3748
主催者 : 中島宗庸(なかしま・そうよう)

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